【キャリアをちょっと前向きに考える名言クイズ】
第二回目は、
日本を代表するモーターメーカーの日本電産を一代で築いたカリスマ経営者、永守氏の言葉からの出題でした。
能力の差は5倍、( ? )の差は100倍
さて、( )の中に入る言葉は何でしょうか…?
↓
↓
↓
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答: 意識
知識や能力の差はたかだか5倍でしかないが、意識の差は100倍はある、
ということ。
人が何かしらの成果を上げるためには、
それを可能たらしめる能力や、不断の努力(行動)があります。
そしてそういった能力を身に着け、努力を行うためには、もっと根本的な部分で、何かしらの「意識」が働いているはずです。
図にすると、こんな感じ↓

ここで就活生に参考にしてもらいたいアドバイスが2つあります。
① 熟練の面接官が見たいのは、「成果」ではなくて、「意識・考え方」の部分
今回の名言にもあるように、意識の差は大きく、それが時間が経つにつれて行動や能力の差につながり、成果の差になります。
だとすると面接官が本当に知りたいのは、「成果」ではなくて、「意識・考え方」の部分。
従って、面接などでは、
自分の成果だけでなく、
その成果に至った能力・努力(具体的な行動)と、
その行動に至った意識・考え方
まで、話せるように準備しておきましょう。
図で例を示すと、以下のようになります↓

つまり、
自分の過去の努力や行動(いわゆるガクチカ)に対して、
「なぜ、頑張れたのか?」
「どう考えて、その行動をとったのか?」
についても、よく振り返っておきましょう。
② 何気ない些細な言動に、意識や考え方が表出する
上でお伝えしたように、
人は何かしらの意識や考え方がベースにあって、何かしらの行動を起こします。
逆にいうと、
その人の何気ない言動を読み解くと、どのような考え方をしているのか、ということがある程度推測できます。
つまり経験豊富な面接官は、
学生の何気ない言動から、背後にある意識や考え方を把握しようと常に観察しています。
例えば、
・遅刻しているのに謝罪しない
・受付の人への対応が雑
・履歴書の字が乱暴
と言った学生を見ると、
単に、
「字が汚い人なんだな」
というだけでなく、
「ということは、こんな考えを持っている人なのかな」
と言った目線で評価されるので、注意しましょう。
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