◆通りやすいESを書くための3つの大原則(その1)

突然ですが、次のESを読んでみてください。
突っ込みどころがわかりますか?

Q : 
学生時代に最も力を入れたことは何ですか?(いわゆる「ガクチカ」)
A : 
私はバトミントン部の活動で柔軟性を身に付けました。 
関東大会出場を目標に掲げ、大会に尽力しておりました。自分は高校まで未経験であったため
チームの中での実力は下位で、チームメイトに追いつくために週3日2時間以上練習していま
したが、実力が上がらず・・・(以下略)


はい、というわけでまずは1つ目の大原則、

「設問に対する答えになっていること」

上のESをもう一度振り返ってみてください。

「学生時代に最も力をいれたことは?」に対して、「部活動で柔軟性を身に着けました」
は、答えになっていません。
柔軟性を身に付けたかどうかは、聞かれていないからです。

このように、
「設問に対する答えを書きましょう!」と言われると誰もが、「そんなこと分かっています!」
となるのですが、ESはなんとかして自分のアピールを入れたくなってしまうのが人情。だからついつい、「○○を身に付けました!」「▲▲が強みです!」ということを最初に書いてしまいがちです。

前回も言ったように、ESを読む選考官には時間がない、

なので上記のようなESを見ると、
一行目だけで、
「あ、この人は聞かれたことを正しく理解する力がないな」
とみなされて即NGになってしまう可能性が非常に高いので、注意しましょう。

なので1つ目の大原則、

「設問に対する答えになっていること」

設問への正しい答え >>> 自分のアピール
だと思ってください。

余談ですがこれは面接でも同じことが言えます。
いくら自分の強みや長所をアピールしても、それが面接官が質問した内容とずれてしまっていたら、評価されないのです。

なぜなら、
こんな人を採用してしまうと仕事においても、上司や先輩からの質問に対してトンチンカンな回答が返ってきそうだな・・・
と思われてしまいますからね。

この記事のまとめ

ES突破の第1の原則は、
「設問に対する答えになっていること」
アピールをしたい気持ちはわかりますが、質問からズレた回答になってしまっては逆効果です。


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